2014年2月26日水曜日

人生。。。与えられた時間を使える子にする

自分をじぶんの味方にする<子育て・親育て>

時間を使える子にする。

 時間と感情のコントロール力は、子育ての重要なテーマです。
幸福な人になるには、時間と感情を支配できる人になることが必須条件だからです。



1日24時間。
誰でも知っているこの事実を単なる事実として知っているのと、それを前提条件にして暮らすのとでは、結果は全然違います。

原因と結果の関係を幼児期から教えていく上で、時間の使い方はもっとも分かりやすく重要なテーマです。

「時は金なり」というように時間は貴重です。それに異論と唱える人はいないでしょうが、実際には「時は空気なり」のように生きている人が沢山います。沢山いるからそれも仕方がないというのではなく、時間を大切にする人になれば、逆にリーダーシップが持てる人になれるのです。

「時間をつぶす」という表現には、「時は金なり」を否定している態度が見え隠れします。「待ち合わせをして相手から遅れると連絡があった。仕方がない。時間をつぶそう。」・・・・こんな場合でも、「時は金なり」の信条に基づいて行動する。そんな人にしてしまうのも子育て次第なのです。

 やがて成人して家庭を持ったとき、休日にはダラダラとテレビを観て、寝転がって過ごす。その様子をこどもは学んで行くというように、時間の使い方は、親から子へ、またその子へと連鎖していきます。

<時間の使い方>、言い換えると<自分の行動パターン>は姿勢と同じで習慣化されたものなので、後から修正しょうとしたら困難を伴います。
小さい時から身につけておくと楽だし、人生の質も変わります。




 人生は有限であることを前提に、主体的に自分と時間を使って能動的に暮らすスタイルを習慣化しましょう。時間管理のスキルは子育ての中心的な課題にしたいものです。




自分に与えられた時間を自分が支配できるようになるには、感情をコントロールできる子に育てることです。

感情を言葉で伝えること、感情的な行動はしない。このスキルを身につける時期は、安心感を体感させる最初の5ヶ月と【10ヶ月~18ヶ月 躾で行動の制約を教える】時期が一番のポイントになります。






お雛様記念、期間限定プレゼント
「自分の人生のある場所で暮らすガイドブック」





2014年2月25日火曜日

子育てのゴールは自分育ての凱旋門

自分をじぶんの味方にする<子育て・親育て>

子育てのゴールは自分育ての凱旋門




 子育ての目的、つまりゴールは、親も子も「自立」することです。

それは親と子の共同作業。途中までは親が誘導し、後はこどもが自分でゴールに突き進みます。


こどもの人生をドブ川に捨てるようなものにするか、太陽の喜びを全身に浴びたものにするかは、人生の基盤を作る5歳~10歳までに 、なにを感じるかで決まるといっても過言ではありません。

 お母さんはもちろんですが、お父さんの子育てへの強い関心と行動が、大きく影響します。人生100年時代といわれる現代社会、子育ては長くて20年、思い切り集中することは、女性にとって人生最大のイベントとして、結婚生活と切り離し考え行動するのがいいでしょう。

なぜなら子育ては片手間ではできないとてもシステマティックなもので、結婚生活の一部と考えるにはあまりにも、複雑でレベルの高い事業だからです。その方がパートナーとの関係も素敵に維持しやすくなるでしょう。

子育てのゴールを設定していないお母さんは意外と多いものです。大学に入る。就職する。成人式を迎える。いろいろゴールらしいものはあります。しかしなにより大事なのは、生涯を幸せに暮らしていけるスキルを持つことです。

動物の子育てはシンプルですが、学ぶべき点は多々あります。
彼らに学校も会社も役所もありません。その代わり裸一貫、捨て身で生きていく能力を身につけることが要求されます。

考えてみれば、人間だって同じことが求められているのです。しかし、無意識に学校、会社、役所が区切りの役目を果たしてくれますが、幸せな暮らしをするための最高の自分になるために、必要なことは、いい学業を修めることでも 、いい会社に入ることでもありません。

「最高の自分になること」への条件は「自立すること」です。それがゴールです。

自立とは「自分で働くようになる」ということではありません。他者との関係性を自分の意志で、判断し、行動、主体的に建設的な人間関係が創れることです。


なんのための自立なのかというと、子ども自身が自分の目的、目標を設定して実現するためです。それにはいくつかのスキルが欠かせず、クリアするべきことがあります。


1.自立できる

2.自分と周りの人を自分と同じように肯定できる。
つまり自尊心を持つこと。同じように他者が自尊心を持つことを尊重できる。

3.感情表現ができる
 感情に邪魔されずに時間を使うことができる

4.目標を設定できる
 計画(達成する手順)を組み立てられる。
 計画通りに実行し、調整できる。
 目標~計画実行の過程で、阻害要因に我慢できる
 自分の伝えたいことを積極的に表現できる
 同じように周りの人が表現することを受け入れ尊重できる

(1)の自立には、(2)が条件です。自尊心をしっかり持って、同じように他者を尊重する。それによって(3)感情の表現ができるようになることで感情的な行動をしなくなることが可能になり(4)目標を設定できることが可能になり、(1)自立が実現できます。

これが生涯循環できることで、自己実現が可能になります。


つまり(3)と(4)は自立に役立つ条件ですが、子育ての在り方で身に付けることも、逆に身に付かなくもしてしまうのです。




お雛様記念、期間限定プレゼント
「自分の人生のある場所で暮らすガイドブック」



2014年2月19日水曜日

感情の処理能力が子育て力を決める!


アメリカ映画に有名な「風と共に去りぬ」という名作があります。
私は、それをもじって「感情と共に去りぬ」と言ってます。

感情的な行動によって
 自分を台無しにしていることが多いことを指しています。人は感情によって、生きる喜びを味わいますが、感情的な行動によって傷つけたり、傷ついたりしてしまうからです。 

感情の表現と感情的な行動は似ているようで、まったく違います。

感情の表現はすべての人に与えられた権利です。 

スポーツ観戦での応援などのケースを別にしたら、感情的な行動は、ほとんど慎むことがよいこととされています。

法律、マナー、エチケット、あるいは自分の良識によって、自律によって方向づけられています。
かわいい子どもたちを、幸福で、良心と良識のある大人に育てるためには、感情の扱いを間違わない大人にしてあげたいと思います。

こどもが感情の扱いに困って、感情的な行動をとることは少なくありません。
だからといって、それを認めていると、こどもは感情的な行動をとっていいものと勘違いします。
それが習慣化すると、将来、周りの人を傷つけ、最終的には自分も傷つき人生を台無しにします。

感情的な行動から、守ってやるには、感情の表現を積極的に認めてあげることです。
抑えつけるのではなく、表現を認めて共感してあげることです。

「ゲンキポリタン」は、これが子育ての原点だとしています。 


八つ当たりは、感情の抑圧が原因です。
感情の表現を正しくさせてあげよう
 

子育てのゴールを設定していますか?

ぼくの夢は一流のプロ野球選手になることです。そのためには、中学、高校で全国大会へ出て、活躍しなければなりません。
活躍できるようになるには、練習が必要です。
ぼくは、その練習にはじしんがあります。ぼくは3歳のときから練習を始めています。
3歳-7歳までは半年くらいやっていましたが、3年生の時から今までは365日中、360日ははげしい練習をやっています。
だから一週間中、友達と遊べる時間は、5時-6時間の間です。
そんなに、練習をやっているんだから、必ずプロ野球選手になれると思います」



誰が書いた作文か、お分かりでしょ うか?

これはイチロー選手が小学校6年生のときに書いた作文です。

現在のイチロー選手を思い浮かべながら、この作文を読むと、現在のイチロー選手はなるべくしてなったことが想像できます。

自分は野球選手になれるという自己肯定感を通り越して、「これだけやっているんだから、野球選手になるしかないだろう」という実感。
それを作り出したのはお父さんとの二人三脚だと容易に判断がつきます。

なによりすごいのは、「自尊感情(自己肯定感)」がしっかりしていることと、周りのともだちとの間に、安定した「自他境界」を築いている点です。

それによって自分を尊重するのと同じく他人を尊重できることです。

いじめとは無縁です。
自分を卑下しているために自分に酋長できず、周りの人に絡んで見下すことで優越感を感じているムダで無意味な時間がない暮らしに熱中している点です。

母さんは、子育ての目的つまりゴールを決めたらどのようにして辿り着くかを考えます。
これが親にとって一代の一大プロジェクトの始まりです。これがお母さんにとっては一代の一大プロジェクトの始まりです。

もちろん子育ては妻だけでなく夫の参加も条件です。後々のことを考えると、おじいちゃん、おばあちゃんにも参加してもらうのがいいでしょう。

ゴールに対してみんなが同じイメージを共有していないと、トラブルのもとですし、相反することを教えられると、こどもが迷います。
みんなで、こどもがゴールできるように応援してあげられるように、ゴールを共有しておきます。

とかくゴールのイメージは、「いい学校」「いい会社」が多いようです。
あるいは「成人すればいい。」もありですね。しかし、いい会社の絶対的な基準があるわけでなく、栄枯盛衰、いまはよくても将来はどうなるか分らないのが普通です。

こどもの考え、感情を無視して教育しても、性格が歪んでしまいます。
だからといって本人に任せたところで、思うような性格になるわけでもないし、勉強もしません。

それよりも自尊感情(自己肯定感)と目的を持てるこどもに育てましょう。自尊感情は育て方次第で身につくし、つかなくもなります。自尊感情がしっかりできていると、自分のやりたいことに集中することができます。早期に目的を持つことも出来ます。そのために学問が必要なら勉強も自発的にします。自尊感情がしっかりしていると、結果的に成功は自然に後からついてくるようになります。

逆に、自尊感情が低いとなにかにつけて「自分なんかだめだ、自分にはできない」こんな気持ちに振り回されると、なにかにつけて苦労します。学費の負担も大きくなります。

学校の成績も自尊感情を弱めてしまう原因になりますが、自尊感情が確かだと。学校に上がる前に自尊感情をしっかり持たせてあげると勉強もするし、建設的な人間関係も創れる力を体験しながら身につけていきます。小学校に進む前に親だけがしてやれることです。

ゴールまでにいくつかの段階で、マイルストーン(小さなゴール)を設定してあげましょう。
 まず保育園に行くまで、小学校に進むまで、1年生が終わるまで、2年生が終わるまで・・・・というように小さなゴールをいくつも設定して、それぞれの小さなゴールを確実に達成するようにしましょう。


子育て・親育て
感情の処理力が子育てを決める
子育てのゴールは、親も子も「最高の自分になること」 
子育てのゴールを設定しましょう。マイルストーンを設定する

■ 子どもとの会話には、敬意を払わおう。
八つ当たりしてきたときに 
こどもの感情を知る こどもの感情に反応してあげる 
子どもには早くから目標を自分で立てさせる
子どもの感情を知ってあげて教えてあげる
じっくり会話してあげたいけど、時間がとれない 
■子どもの気持ちを感じとる方法 
■子どもが知りたがっていることを知る方法
■子どもの心の傷を癒してあげる方法
■ 「本当の人生の喜び」を味わえる子どもに育てる
■ 説教や批判の弊害に気をつけよう
■子どもを気持ちから守る反応の仕方
■親として自信をもてるようになる秘訣
■責任感を身につけさせる効果的な方法
■子どもの自立心を育む方法
■こどもを「人生の荒波を乗り越える船」に乗せてやる方法
■子どもに意志決定させるためにしてあげること 
■学習を妨げる親の行動
■両親の不仲からくる不安をどうしてあげたらいいか
■気持ちを大切にしてやる方法
■礼儀正しさの身につけさせる方法 
■性的な話題にどう答えてあげたらいいのか
■こどもが嘘をついたらどうするか
■捨てられる恐怖から起こる不安への接し方
■否定的な感情にどう接したらいいか 
■子どもは「早く!」が大キライ
■独占欲への対応の仕方
■こどもとテレビのよい関係の作り方
■自分の感情を気づかせてあげる方法
■こどもへの効果のある返答の仕方
■イライラしないで過ごせる親になる方法
■子どもを成長させるほめ方と怒り方
■ほめ方を間違うと逆効果以上に悪いことになる
■こどもに一生の傷を負わす誤った批判
■こどものまちがいへの対応の仕方
■ここが危ない!子どもを歪ませる瞬間 
■親にも子どもにもプラスになる叱り方
■怒った子どもへの効果的な対応の仕方 
■こんなことばが事態を悪くする  








参加ユーザー