2014年2月19日水曜日

子育てのゴールを設定していますか?

ぼくの夢は一流のプロ野球選手になることです。そのためには、中学、高校で全国大会へ出て、活躍しなければなりません。
活躍できるようになるには、練習が必要です。
ぼくは、その練習にはじしんがあります。ぼくは3歳のときから練習を始めています。
3歳-7歳までは半年くらいやっていましたが、3年生の時から今までは365日中、360日ははげしい練習をやっています。
だから一週間中、友達と遊べる時間は、5時-6時間の間です。
そんなに、練習をやっているんだから、必ずプロ野球選手になれると思います」



誰が書いた作文か、お分かりでしょ うか?

これはイチロー選手が小学校6年生のときに書いた作文です。

現在のイチロー選手を思い浮かべながら、この作文を読むと、現在のイチロー選手はなるべくしてなったことが想像できます。

自分は野球選手になれるという自己肯定感を通り越して、「これだけやっているんだから、野球選手になるしかないだろう」という実感。
それを作り出したのはお父さんとの二人三脚だと容易に判断がつきます。

なによりすごいのは、「自尊感情(自己肯定感)」がしっかりしていることと、周りのともだちとの間に、安定した「自他境界」を築いている点です。

それによって自分を尊重するのと同じく他人を尊重できることです。

いじめとは無縁です。
自分を卑下しているために自分に酋長できず、周りの人に絡んで見下すことで優越感を感じているムダで無意味な時間がない暮らしに熱中している点です。

母さんは、子育ての目的つまりゴールを決めたらどのようにして辿り着くかを考えます。
これが親にとって一代の一大プロジェクトの始まりです。これがお母さんにとっては一代の一大プロジェクトの始まりです。

もちろん子育ては妻だけでなく夫の参加も条件です。後々のことを考えると、おじいちゃん、おばあちゃんにも参加してもらうのがいいでしょう。

ゴールに対してみんなが同じイメージを共有していないと、トラブルのもとですし、相反することを教えられると、こどもが迷います。
みんなで、こどもがゴールできるように応援してあげられるように、ゴールを共有しておきます。

とかくゴールのイメージは、「いい学校」「いい会社」が多いようです。
あるいは「成人すればいい。」もありですね。しかし、いい会社の絶対的な基準があるわけでなく、栄枯盛衰、いまはよくても将来はどうなるか分らないのが普通です。

こどもの考え、感情を無視して教育しても、性格が歪んでしまいます。
だからといって本人に任せたところで、思うような性格になるわけでもないし、勉強もしません。

それよりも自尊感情(自己肯定感)と目的を持てるこどもに育てましょう。自尊感情は育て方次第で身につくし、つかなくもなります。自尊感情がしっかりできていると、自分のやりたいことに集中することができます。早期に目的を持つことも出来ます。そのために学問が必要なら勉強も自発的にします。自尊感情がしっかりしていると、結果的に成功は自然に後からついてくるようになります。

逆に、自尊感情が低いとなにかにつけて「自分なんかだめだ、自分にはできない」こんな気持ちに振り回されると、なにかにつけて苦労します。学費の負担も大きくなります。

学校の成績も自尊感情を弱めてしまう原因になりますが、自尊感情が確かだと。学校に上がる前に自尊感情をしっかり持たせてあげると勉強もするし、建設的な人間関係も創れる力を体験しながら身につけていきます。小学校に進む前に親だけがしてやれることです。

ゴールまでにいくつかの段階で、マイルストーン(小さなゴール)を設定してあげましょう。
 まず保育園に行くまで、小学校に進むまで、1年生が終わるまで、2年生が終わるまで・・・・というように小さなゴールをいくつも設定して、それぞれの小さなゴールを確実に達成するようにしましょう。


子育て・親育て
感情の処理力が子育てを決める
子育てのゴールは、親も子も「最高の自分になること」 
子育てのゴールを設定しましょう。マイルストーンを設定する

■ 子どもとの会話には、敬意を払わおう。
八つ当たりしてきたときに 
こどもの感情を知る こどもの感情に反応してあげる 
子どもには早くから目標を自分で立てさせる
子どもの感情を知ってあげて教えてあげる
じっくり会話してあげたいけど、時間がとれない 
■子どもの気持ちを感じとる方法 
■子どもが知りたがっていることを知る方法
■子どもの心の傷を癒してあげる方法
■ 「本当の人生の喜び」を味わえる子どもに育てる
■ 説教や批判の弊害に気をつけよう
■子どもを気持ちから守る反応の仕方
■親として自信をもてるようになる秘訣
■責任感を身につけさせる効果的な方法
■子どもの自立心を育む方法
■こどもを「人生の荒波を乗り越える船」に乗せてやる方法
■子どもに意志決定させるためにしてあげること 
■学習を妨げる親の行動
■両親の不仲からくる不安をどうしてあげたらいいか
■気持ちを大切にしてやる方法
■礼儀正しさの身につけさせる方法 
■性的な話題にどう答えてあげたらいいのか
■こどもが嘘をついたらどうするか
■捨てられる恐怖から起こる不安への接し方
■否定的な感情にどう接したらいいか 
■子どもは「早く!」が大キライ
■独占欲への対応の仕方
■こどもとテレビのよい関係の作り方
■自分の感情を気づかせてあげる方法
■こどもへの効果のある返答の仕方
■イライラしないで過ごせる親になる方法
■子どもを成長させるほめ方と怒り方
■ほめ方を間違うと逆効果以上に悪いことになる
■こどもに一生の傷を負わす誤った批判
■こどものまちがいへの対応の仕方
■ここが危ない!子どもを歪ませる瞬間 
■親にも子どもにもプラスになる叱り方
■怒った子どもへの効果的な対応の仕方 
■こんなことばが事態を悪くする  








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